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CREATORS VOICE
C・crew【TOKYO】
桑原 大貴
22.05.23
C・crew【TOKYO】
桑原 大貴 – Taiki Kuwahara
「インスタフォロワー14万人超え」圧巻のデザインカラーテクニック
− 伸びてもあまり気にならないヘアデザイン
デザインカラーを得意としていますが、全頭ブリーチよりは、ハイライト・バレイヤージュといった、ヘアデザインが多いです。そのため比較的周期が長いお客様が多いです。3ヶ月から半年くらい。1年来ない人もいるくらい、伸びても気にならないヘアデザインをウリにしています。周期が長いということはもちろん1ヶ月のリピート客数も減りますが、僕の場合はインスタグラムからの新規のお客様も多いので成り立っています。月の3分の1くらいは新規のお客様です。新規集客ができていないとこのスタイルは難しいかもしれない。
− 染めたてが綺麗なのはあたりまえ
染めたてが綺麗なのは当たり前ですが、3ヶ月経って退色しても周りから綺麗だと褒められるようなカラーをすると、お客様に喜んで頂けて、それが周期は長くてもリピートにつながっています。特に、子供がいる30代の主婦の層のニーズに当てはまっているんじゃないかと思う。時間が経ってもきれいなサボっても大丈夫なカラー。周期は長いけど、その代わりケアにしっかりと予算を使いやすくなるので、1度の単価は4〜5万円ほどになります。ちゃんと処理をしておかないとせっかく綺麗に染めてもリターンしたときボロボロになってしまいますから。だからケアブリーチやMADENAさんの処理剤を使ってしっかり処理をすることを大切にしています。
− デザインカラーで大切なのはブリーチのベース作り
施術に関して大切にしていることは、できるだけ簡単にすること。難しい履歴を残してしまうと、後々自分が困ってしまうので、「履歴改修しやすい」「再現性が高い」「無理はしない」ということに気を付けています。例えばブリーチを抜き切らずに明るく見える色に染める。白っぽく見えるけど実際は17.5LVくらい。ベース作りで無理をせずに工夫することで再現性を高めることができるんです。
− とにかく綺麗な色に
僕はカラーを強みにしているので、色を綺麗に出さないといけないというプレッシャーもあります。カラーの色味をきれいに染めたり持続させたくても、家でのヘアケアや水道水の銅イオンとか、いろんな要因で色味は左右されやすいですよね。 保険をかけるというか、リセットで銅イオンをしっかり取ってパフォーマンスを高めたり、3ヶ月たっても綺麗な状態を持続させるためにアルカリを除去するといった処理をしています。ちょっと前からケアブリーチが流行り始めて、プレックス系も勉強しましたが、どれだけ足しても厚化粧みたいな感じになってしまうと思うんです。マイナスの引き算の考えも必要なのかなって。
− MADENA製品の中でオススメは?
パラホゴ、ジャックエッジ、ディープエッジですね。特にパラホゴ。ブリーチした後の質感、ブリーチ中触ってもダメージ度合いが全然違う。脂質が逃げないだけでこんなに変わるんだって実感できます。プレックスに頼らなくてもしっかりした毛を作れるというところがすごいと思っています。