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CREATORS VOICE
Lian【SENDAI】
畠山 亮介
22.04.13
Lian【SENDAI】
畠山 亮介 – Ryosuke Hatakeyama
進化を遂げた縮毛矯正 「リアン式」の創始者
− 「リアン式」を始めたきっかけは?
僕はもともと、カットが得意な技術だったんです。実は縮毛矯正はむしろ苦手で、それでも縮毛矯正を勉強するきっかけになったのは、ある一人のお客様でした。 そのお客様は癌を患い、闘病の末、結果克服されたのですが抗がん剤治療により髪質が大きく変化してしまったのです。(抗がん剤治療では、髪が抜けて生え変わると独特の癖になる) トップは短く、襟足は長く、見たことのないような強い癖。
− ご要望は「綺麗にしてほしい」
7年前の当時の僕はそれを見て、そのお客様が望むような「完璧に綺麗で自然なストレート」を実現できる自信がなかった。ずっと自分を頼りにしてくれているお客様を目の前にして何もできない自分がいて、すごく悔しかった。このお客様を、時間がかかっても必ず望み通りの綺麗な髪に仕上げる — それが苦手だった縮毛矯正を勉強するきっかけになった出来事です。 初めは感覚でしかなかった技術や商材の使い方を数値化したり理論立てて言語化しました。その結果、誰もが平均点以上を出せる技術を伝えられるようになり、それがリアン式です。
− 探求していくうちに、MADENAに出会った。
こうして勉強して薬剤を知っていくと「適正値」というものが見えてきます。じゃあその髪に適した施術をするためにどこまで負荷が少ない状態にできるのか、考えるようになりました。炭酸やコラーゲンなど様々なものを試しましたが、何か違うな、、と。そんなときにMADENAさんの「除去によって負荷をなくす」という製品を知り、点と点が線で繋がりました。
− 本物って、こういうことだな。と。
MADENA製品って余計なものが一切なくて、それぞれ目的がはっきりしていますよね?品質の安定感もあって使っていて安心。もうMADENA製品なしでストレートやカラーするのが怖いっていうくらい(笑)目に見えないものって、めんどくさいな〜、って思ってしまいがちなんですけど「急がば回れ」で、省いたら逆に余計な手間がかかるんです。だから、僕にとって今となってはなくてはならないもの。 製品は一つ一つ決して安くないんですけど、使ったら必ず結果に繋がる。【足すじゃなくて引く】って僕の美学にもあって、良いヘアデザインも引き算から生まれる。自分が大切にしてる美学とMADENAさんの大切にしてる事が合致して、出会いって必然だと感じています。
− MADENA製品で、何が一番好きですか?
MADENAさんの製品で好きなのは、、、全部!一個って言われたら無理(笑)Alkaliがあって、Acidだし、、Meltも大好きだし、Removeも好きだし、R3も、りんごも、コネクトも、、扱ってないものがないので全部になっちゃうけど、pHコントロールという意味ではAcidかな。クエン酸ではだめですか?ってよく聞かれるんですけど、それで良いんだったらすでに使ってますよね。僕は忖度なく、良いと思うモノを使います。 これってお客様に対しての姿勢だと思うんです。ただpHを下げるもの、pHを下げながらダメージリスクを減らしていくもの。どっち使うの?っていう話だと思うんです。お客様に説明できないものって、仕事じゃなくて作業かなって思うので、僕はお客様に対して責任を持って説明ができるっていうのがプロとしての付加価値だと思っています。